施術後の良い状態をできるだけ伸ばすために

施術を受けても、残念なことに施術後のいい状態を長く維持していくことは難しいものです。
その人それぞれの、環境や生活習慣も少しでも改善することができれば、今よりもっといい状態が長く続くのでは無いでしょうか。矯正丸では自身で可能な予防対策をアドバイスしております。

ご自分で家庭でのセルフケアをご希望の患者様は、施術時にお声をお掛け下さい。お教えいたします。

※但し、痛みの出た時は無理に動かすことはやめてください。

頭痛を予防する

頭痛、偏頭痛が慢性化している患者さんは意外と多いですが、一旦治っても数日後に頭痛があるなど、頻繁に頭痛が起きて悩む患者さんが多いようです。頭痛の原因は疲労であったり、パソコン機器やスマホなどの目を酷使する仕事であったりすることから、元の原因を取り除くとう訳にも行きません。頭痛は頭部や背中部の僧帽筋の緊張から起きることもありますが、これらを少し体を動かすことで軽減することができます。

どなたでも出来る簡単なストレッチを、ご指導させていただきます。
痛みのひどいときには行わないで下さい。

また首、肩の病気や怪我がある方はご自身の担当医に相談して下さい。

肩こり、首痛を予防する

肩こりもそうですが、ご自分の肩こりの原因が日常のどのような習慣からおきているかを探り、肩こりを起こしにくい体にしていくことが大事です。例えば肩が凝ってると感じる時、肩を触ると冷たくなっていませんか?夏場は薄手の服を着用しますがそのまま電車内や室内で強い冷房の中にいたりするだけで、血流が悪くなっています。それを改善するための首や肩の筋肉や関節を動かすストレッチと体操があります。また習慣的に体操を続けることは筋肉が柔軟になり、筋肉量の低下も防げます。筋肉は血流を円滑に体中に流すためのポンプの役割をしています。できれば体全体を動かすストレッチや体操を少しづつでも続けていくことで筋肉をほぐし、関節の動きを円滑にし、血流が良くなるように意識して行ってみましょう。

ズバリ ストレッチとショーテン体操をやりましょう!ご指導させていただきます 簡単です。高血圧の治療を受けている方などは、運動が可能かどうかご自身の担当医に相談してください。

五十肩を予防する

残念なことに、50肩の原因は未だはっきりと特定出来ないことから、50肩を予防することは非常に難しいようです。症状としては、いきなりの激痛で仰向けで夜も眠れない、手にとったタオルを投げるだけでも激痛が走るなどが起きたらまず医師の検査(レントゲンやMRI等)と診察を受け、原因が50肩(40肩)であることを特定してもらいましょう。その上で、痛みのひどい時期は通常運動は危険です。痛みが収まってから少し楽になったら医師の診察を受けて運動が可能か診断を受けてから運動療法を開始しましょう。痛みが弱くなり楽になったからといってそのまま放置すると、今まで出来ていた肩の動きが悪くなっていきます。そうならない為にストレッチや体操が必要になります。

予防法はないのでなってしまったら・・拘縮期が終わったら運動療法を開始します。この運動が後の回復具合を決めます

腰痛を予防する

腰痛が起きた時、その腰の痛みの種類を突き止めてから治療を行いましょう。まず医師の検査と診断を受け、何による痛みなのかを突き止めます。日常生活で、職場で、何をして痛みを持ったか、きちんと自分で情報を整理して医師に伝えましょう。重たいものを持った、人を支えた、など動作的な要因から起こるものと、就業環境としてどんな環境で働いているかや上司・同僚・自分の家族との人間関係はうまく言ってるかなど、心理的な負担や過剰労働も要因になる場合があります。腰痛には整体では手に負えない重い原因が隠れていることも多いので間違った自身の思い込みや周りの人の判断を鵜呑みにすることは非常に危険です。

幾度も繰り返す腰痛などは一度きちんと診察や検査をかかりつけで受けておきましょう。整体での診察が問題ない症例はご指導させていただきます。

膝痛を予防する

膝痛の痛みの原因を調べ、それに合わせた予防をするべきと考えています。加齢によるものや外傷による軟骨のすり減りが原因んである場合も、まずかかりつけ医の検査と診断を待ち、その上で最良の施術を提供しています。急性期に無理をして運動したり体を動かすことは奨めておりませんが、症状が落ち着いてきたのならば膝の筋力を落とさないよう運動することが重要になります。患者さんの日常生活に支障を来さない範囲での運動を矯正丸ではサポートしていきます。もちろん、現在膝痛の無い方も今から積極的に筋肉と靭帯、骨を鍛えることが最善の予防策と考えています。

体だけでなく、食を見直し、骨や筋力を丈夫にする食生活を心がけることも大事です。運動療法は人それぞれの症例によりますので、必ず掛かりつけ医の診断も受けて下さい。

顎関節症

顎関節症の症状は、口を大きく開くことが出来ない、口を開け閉めするときに音がすることや、顎が痛い時に掛かりつけで検査を受けると、他に疾患が無いときに顎関節症と診断されるのですが、女性にやや多く、放置すると口が開かなくなると言われています。ひどくなると外科的な手術も必要になる場合がありますが、多くは、歯科医等でマウスピースなどによる治療を行ったりするようです。通常の生活習慣から来る原因が多々あるようなので、患者様自身が少し気を使うと症状の軽減に繋がります。ものを噛むときに同じ側の奥歯で噛まないことや、仕事中やなにか集中して作業をするときに歯を噛み締めてる癖はないか、寝るときのうつ伏せ寝もよくありません。歯のかみ合わせが悪い事なども関係している場合があります。

矯正丸では、顎関節症の施術は他の施術と同じ様に、体全体のバランスを整えることから行います。顎の噛み合わせを確かめながら普段から気をつけることなど指導させていただきます。

真剣に治したいなら靭帯ほぐしから!

無理に関節を動かしたり、音を鳴らせる為の矯正ではありません。矯正中にポキっと音が鳴ることがありますが、痛みもありません。

筋肉の動きを確認しながら、まずは筋肉や結合組織(靱帯)をほぐし、股関節などの動きを調整しながら体全体を調整していきます。

初めての施術で効果があるかどうかは人によって差があります。真剣に治したい患者さんの来院をお待ちしています。